リノベーションとパチンコ屋

将来店舗物件の新築はパチンコ店だけになる!!

津島にあるパチンコ屋。
と勢い込んで予言らしきものをしてみたが、それはパチンコ業界の市場規模が云々とかいう話ではなく(パチンコ業界ってほんとうに儲かっているのか)パチンコの台やら玉やらが重すぎて「居抜き」が困難だからだ。要するにリノベーション後にパチンコ屋さんを持ってくる、というモデルができないから、新築しかできないんじゃないかという推測のもとにある。それだけ(全部電子化して玉がなくなったら?という疑問はとうぜんある)。
こちらは予言じゃなくて気になること。地下にタンクのあるガソリンスタンドは閉鎖後そのスペースを埋めているのだろうか?そのスペースには常にガソリンスタンドしかできないとか?空間のカースト制みたいなものがピンポイントで起こってくる?

当たり前だけど、空間にはひょんなところにも特性とか制約があって、リノベーションというのはある空間を別の空間で代用するというわけじゃない、のだなと思ったという話。

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余談:パチンコはかなり空間的なゲームだと思う。玉をはじいて穴に入れるのだから。しかもプレイヤーは物理的に大音量の音で聴覚を奪われ、視界も別の空間性にかかりきりだ。商業空間は大抵客のためにできていることを考えると、そういう条件がパチンコ建築、あるいはパチンコ空間の性質に与える影響ってなんだろう。そもそもそんな影響あるんだろうか。