ドローイング

今日は終日製図実習だった。一日中製図台に取り掛かりながら細い線を描き続けるのは骨が折れる。

ところで製図台というとこの「ドラフター」が思い浮かぶかもしれないが、実際に使っているのは平行定規という機材である。ギミックはいたってシンプルだ。

初回からいきなりドローイング、というわけではなく、はじめは書体や線の練習だった。ドローイングは伝達手段だからなるべく自分の癖を直して書かないといけない。ということで英語の授業の一番はじめにやったような、教科書の裏表紙に載っていたような補助線つきの模範文字をみんなが一斉に模写するという奇妙な作業だった。でも図面は業者や現場監督も見るし、自分だけが把握しててもダメなのである。ということの表れなのだろう。