lamp/lamp
電球のソケット差し込み部分を二つにすると、こうなる。
画像はhhstyle.comから。「100%」の坪井氏デザイン。
出オチといえばそれまでだけど、ありふれている分何気なく見過ごしてしまう電球のかたちを意識させてくれる面白いデザイン。坪井氏のプロダクトには他にも底の形状が桜の形になっているコップなんかがあるのだけど、これはコップのかたちだけではなく、しばしば鬱陶しく思ってしまいがちなテーブルにつく水滴までもがうまくデザインされている。職人さんの技術をある意味「ムダな」ところに費やしているデザインではあるものの、彼の作ったものには、脇役を主役にしてしまうような舞台のすりかえがあるような気がする。魅力的。