鞆の浦のこと

JR福山駅から鞆鉄バスで約30分(510円です)ゆられると「鞆の浦」。バスは国道22号線を南下していくのでここを外れるとややアクセスしづらいです。ちなみに石造りの港がお目当てなら「鞆の浦」からさらに下った「鞆港」での下車がおすすめ。潮風が気持ちよく、日陰にいると驚くほど涼しいです。Google Mapもあわせてご参照のこと
さて、鞆の浦埋め立て架橋問題はこういう様子みたいです。

  • 埋め立て架橋推進派
  • 対抗策としての山側トンネル案推進派

国道22号線とかそれに並行する大きい道路なんかを大体工事車両がよく動く8時前後あたりからちょっとだけ見ておりましたが、正直なところ前者の根拠として挙げられる「交通問題」がさほど火急に対処すべきものとは思われず。平日だったからだろうか。ただもし交通量が実は相当のものであって、鞆の浦「外」からの工事車両をスムーズに流すという意味では後者の方が根元で解決できそう。前者の案で埋め立て&架橋「のための」工事車両が現在の交通量に加味されるとなると、そもそもプロジェクトとして疑問。マッチポンプみたいだし。
それと思ったのは「鞆の浦内部」の交通問題、たとえば緊急車両が通れないくらい道が狭い云々というところは、おそらく上2案ではどちらも根本的には解決できないのでは、ということ。というか、その場に身をおいてみると結構怖いは怖いのだけど、鞆の浦の人々は割りと慣れてる様子だったし、この地で交通死亡事故が一件も発生していないということはこの「ウィークポイント」が一定の抑制効果を持っていることを示しはしないだろうか。救急車や消防車云々の問題は別対策もできそう。なにも緊急車両が入れないと病人が救えなかったり、火が消せないわけじゃないし。
また写真つきでエントリあげようと思います。