東京2

2日目、見にいったところ

松下電工汐留ミュージアムでは村野藤吾展を見る、はずだったのだけどなんと盆休み。日テレ前ではお祭りが。
世田谷美術館
最寄り駅は東急田園都市線「用賀」駅。駅に隣接する世田谷ビジネススクエアはちょっと高層すぎる気もするけど、足許は水盤をうまく使って落ち着いたデザイン。とりわけ配色がよく、駅近辺から街へとその統一感の好影響が広がっている。美術館は徒歩だと駅から約15分くらい歩くのだけど、世田谷美術館がその中にある砧公園までの「いらか道」は街路樹のおかげで日中でも涼しいし、砧公園自体も人があふれていて楽しい。単純に歩いていて面白い街。
展覧会は石山修武「建築が見る夢」展。すーっとご本人が通られたのが衝撃だった。お世辞にも精度が高いとは言えない模型、大量のドローイング、迫力のモックアップなどなどで構成された展覧会はなんだかワクワクするものだった。会場にちびっこが多かったのも納得。うまくいえないのだけど、氏の仕事に見られる「完成形の見えなささ」がひとつの魅力になっているように思う。「カタログ」「物語」の二編が一緒になった展覧会カタログを購入。ゴリッとした文章から展覧会で見たプロジェクトの「裏面」を見ているような気持ちになる。
その後は神保町で本の物色。文房堂近所に「Bohemian's Guide」なる書店を発見。美術系多し。あといつもは「ざぼうる」に行くところを今日ははじめて「神田伯剌西爾」に行ってみた。まさかこんな横に長いつくりになっていてしかも和風だとは思いもよらなかった。囲炉裏テーブルとかあった。