リバーシブル提出

リバーシブルスペースコンペ提出。消印有効の当日に。

モデルとして使った写真。「使うかわかんないけど」とかいいながらちゃっかり大きめに載せました。Uさん、ありがとう。
反転ではなくリバーシブルである限りで(リバーシブル・ウェアの比喩を借りながら)その「縫い目」がポイントかも、と以前書いたわけだが、今回はその縫い目を「屋根の縁のライン」ととらえてみた。リバースするのはベタに内/外。「内外空間の相互貫入」という言い方があるように、空間構成のレベルではなかなかとらえづらい「内外」という概念をあえて「雨が降り込む外/降り込まない内」としながら、その二つを足して二で割ったような空間を考えてみた。要するに「雨が流れ込むけど降りこみはしない」という空間となる。タイトルは「しのぎきらない屋根」。聞く人が聞いたら激怒しそうな住宅になった。