続インフォグラフィック

なんでインフォグラフィックについてタラタラと考えているかというと、実際今その分野で勉強したり作品を作ったりしてる人たちを巻き込んだイベントを企画したいとなと思っているからである。世にあふれる情報を切り出しヴィジュアライズする、という編集作業はおそらく現代のケンチクにも通じるところがあるだろうし、一連のプロセスにまつわる問題意識を誰彼かまわず共有できるような場所ができれば楽しいにちがいないと思っている。

何をするのか、一文で言えばこんな感じだろうか。

情報をヴィジュアライズし、事物を見る視座を変化させてみよう

サイン計画のような「目的地」があるわけじゃないから「正しい」とか「わかりやすい」グラフィックは存在しない。そしてここでいう「ヴィジュアライズ」はプレゼントをクールな包装紙でくるむことでもない。いわばそれを通してわれわれが世界を見る「色眼鏡」の、レンズの、色と厚みをすげかえるような試みであってほしい。そして願わくばその衝撃度が、この世界を形成するある秩序の見えにくい根っこの部分をゴリッと抜き出し、土を手で払ったときにまた別の秩序が見えてくるようなものになるとなおすばらしいと思う。とまあこんな中傷的な独白では心もとないので、以下は誰かの仕事に依存しておわります。

徹頭徹尾インフォグラフィックまみれのPV、Röyksoppの「Remind Me」何を示してるのかよくわからんところもグッド。

The Elements of Graphing Data

The Visual Display of Quantitative Information

Mr. Beck's Underground Map

Metro Maps of the World: v. 2 (World Maps)

Envisioning Information

Visualizing Data

Designing Infographics

Visual Explanations: Images and Quantities, Evidence and Narrative

Information Graphics: A Comprehensive Illustrated Reference

Beautiful Evidence

ウェブで読めるもの

• Lewi, Paul J. (2006年). Speaking of Graphics