とうきょう3

京都に戻りました。最後13日のはなし。

  1. Living Design Center OZONEOZONE Eco Style Housing 2009
  2. 東京オペラシティアートギャラリー:ディーナー&ディーナー展
  3. 神保町、天丼いもやの天丼はうまかった

1、
新宿から甲州街道を初台方面へ歩いていくと、段々になったビル(新宿パークタワー)が見えてきます。その3階から7階で行われている展覧会。こう言うとなんだかものすごい大規模な展覧会のように感じられるかもしれませんが、さにあらず。各階の部分部分を使った割とこじんまりした展示となっております。コンセプトとしては明快なものの、なんとなくありそうなエコの説明をモノでなぞっているような内容になってしまっている気がしてちょっと残念。
2、
で、ここからさらに初台方面に歩いていくと、セットバックされたいやにたかーいビル(東京オペラシティ)が見えてきます。このアートギャラリーで行われているのが、スイスの建築家ディーナー&ディーナーの展覧会。都市模型、プレゼン用のポートフォリオ、映像、モックアップ、使用した建材などが展示されております。観覧者は入り口でパンフレットをもらい、それとつき合わせるようなかたちで展示物を見ていくのですが、都市模型にあっては一見どれが彼らのつくったものなのか不明瞭なものが多い。だからパンフレットにもある「都市に埋もれていく」という旨の言葉はきっとこういうことなのかな、という程度にわかりました。一方でその場所の歴史的経緯や変遷なんかを組み込んだらしい彼らの意図は、どうしてもそこにある説明だけでは、ピンと来なくて無念だなと思う。個人的に面白かったのはむしろ、ひとつの建物の、この部分に使われたファブリックのカタログのほう。いびつな形で切り取られた素材のコンビネーションだけで、その空間を推測してみよ、とお題を出されているような感じがした。あるいは単に素材にグッときたというだけかも。
3、

神保町で見つけたむかしの映画パンフ。素敵ですね

神保町では上にも載せた映画パンフのほかに、SDのソットサス特集、アンバース特集をそれぞれ300円で買う。安かった。ところで、神保町は安くて量のあるごはんやさんが多いのでありますが、今回は「天丼いもや」にチャレンジ。カウンターのみというシンプルな店作りもさることながら、メニューも「天丼550円」「えび天丼700円」「おしんこ100円」というシンプルさ。おいしかった。もちろん量も多かった。ただ店にいる間ずっと違和感があったのですが、おそらくそれは調理スペースが客のスペースよりでかい、の一点に尽きるだろうと思う。調理器具として必要な(メニュー少ないから割と少量の)物物に対して、キッチン空間がかなりだぶついている印象を受けました。