時系列で

8日、昨夜22時に東京を出たバスが朝の6時くらいに京都駅着。
家に戻って13時にスフェラへ。岡田栄造さんが司会をつとめるチームラウンドアバウトの座談会を聞きに行く。藤村さんによるこれまでのプレゼンに始まり、岡田先生の質問によってチームの成立過程とその現在のあり方がつまびらかにされる前半と、後半の岡田さんへの逆質問を通してチームラウンドアバウトのエレガントな連係プレーに衝撃を受けた。個々人がそれぞれの役割を引き受けつつリズミカルに質問を繰り出していく。しかもそれがすごく自然になされている。こういうのを議論の素養がある、というのだなーと思いながら見ていた。
なお全体的な内容は割と形式的な方を向いていたように思う。これまでに数回行われてきた関西でのディスカッションを通して彼らの存在、議論の場を設計するという思想、メディアとの連絡等等は比較的知れ渡るようになったと感じるので、27日はもう少し個別具体的な議論の内容に迫ってみたいところ。「批判的工学主義するにはどうしたらいいんですか?」とか。あと一応openlab.の一環なのでゆったりとした雰囲気が出せたら嬉しいし、ということで割りとパーソナルな質問もぶつけてみたい。「好きな風景は?」とかとか。氏の好む風景と、批判的工学主義がうまくワークした状況が生み出す風景とがどう噛みあってるのかは単純に気になる。

唐突に「27日」とか言ってしまってごめんなさい。こんなことします。場所はメディアショップで、20時からです。

      • -

そして座談会後は2次会へ。そこでお知り合いになった佐藤敏宏さんが、今住まわせてもらってる家へいらっしゃることになったのでその後はこじんまりと3次会。翌日のお昼も佐藤さんとご一緒させてもらった。フリーペーパーの流通形態として「うつしてもらう」ってのはどうか、みたいなことをスパゲティと野菜を食べながら検討する。多分写経からインスパイヤされたのだと思う。佐藤さんとお話するのは笑いが多くて楽しい。ちなみにフリーペーパーをうつしてもらえば多分内容だけじゃなくて構成から編集のあり方までしっかりと読んでもらえることにはなる。ただ問題はうつす人にとってインセンティヴがないことだ。

      • -

9日はradlab.でのミーティング後にhanareへ。初hanare。住んでいる部屋を月曜の20時から食堂にするという前衛的な思想に強い感銘を受けていたが、行ったら行ったで知ってる人や知らない人(ほぼ知らない人)と「給付金どうする?」みたいな話で盛り上がる。10畳あるかないかくらいのこじんまりとした部屋に人が集まってこれば否が応でも他人との距離が近くなる。だから話して楽しくなってしまうのだけど、この距離感はうまいデザインだなと思った。まさにアーキテクチャだ。それと出してもらった食事は抜群においしかった(言うの遅れた)。マックで食べるより安いよ。