その他


レジデンス初ゲストが決まりそうだ。長期、しかも少なくない人数が。そこで室の壁と床を塗ろうという話になる。それもサポートしてくれている人たちにも協力してもらって塗ろうという話に。
先週は他にも平等院宇治上神社の見学会、マンガンナイトクルーズのお手伝い、廣誠院の見学会、マンガンナイトクルーズの当日、読書会などがあった。宇治、京北、木屋町をうろうろする一週間だった。ちょっと建築のはなし。宇治上神社拝殿の縋破風(すがるはふう)はピョリンとしていた。一段階さらに伸びた、という趣が素敵。それよりも3棟を飲み込んだ本堂にしびれた。昔の建物はこういう無茶なところがどうにも魅力的なんだな。一方で31日に閉館したマンガン記念館。ここを舞台にしたマンガンナイトクルーズのお手伝いでは徹底的なDIY精神に触れ、ピリピリと刺激をもらった。あれもするし、これもする。それをみんながしている、という現場は単純に楽しい。ごはんもいっしょだ。そして廣誠院。その長い庇の下にいるとき、この庇の向こうに壁があってほしくないかんじを実感していた。庇が他所よりちょっと長く出ているというだけなのになんだろうかこの感覚は。視界の問題か。ここの茶室のみたてを巡って少しお話を交わす。

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ちなみに上の写真は先月のはじめ頃に行った舞鶴。展望台のようなところに登り、そこからうつした一枚。赤れんがを見に行ったので、次はその紹介にきっとなるだろうな。

赤レンガ近代建築―歴史を彩ったレンガに出会う旅

赤レンガ近代建築―歴史を彩ったレンガに出会う旅

この前買った本。これもれんが。神戸元町アリアンスグラフィックも載っているすごい綺麗な写真。ちなみになんでれんがなんだと聞かれたら、多分もう使われなくなったから、と答えるだろうな、構造形式として。