どうして壁ができたのか

七月五日、
論文情報ナビゲータを開く。PDFで公開している記事を探す。「ネットカフェ」で検索するとネットカフェ難民の記事が主。「マンガ喫茶」では名大のK先生が建築雑誌に寄稿したルポが一件。「まんが喫茶」ではゼロ。「漫画喫茶」でもゼロ。世の中はさほどネットカフェに興味がないのだな。昭和の50年代あたり、喫茶店に置かれるマンガの冊数が増えたときにマンガ喫茶という営業形態が生まれた。そしてここから2000年代ネットカフェの誕生はスムーズにはつながってはいないと思っている。この移行に際しウェブ環境導入の廉価化がキーポイントになることは間違いないが、より重要な点として「間仕切り」が置かれるというシフトチェンジがあったはずなのだ。個室化、とは一概に言えない、たとえば「風営法」等等の規制との対処のなかで生まれてきた独特の空間構成があったはずだ。簡単に言えば、ネットカフェに壁ができたという事実はもう少し精査したほうがいいんじゃないかと思っている。してもたいした収穫はないかもしれないとも思っている。たぶんつづく。

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七月六日、
府立大病院付属図書館は今はこう。

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同日、活性炭メーカーのカーボテックというところが亀岡のクヌギで木炭の製作に乗り出すとのニュースをラジオにて。この木炭はお茶の手前に必要なものなのだそう。8割を中国からの輸入に頼っていたのが、その8割を占めた中国産の木炭も2004年に輸出禁止。現在は在庫を食いつないでいるらしい。その後hanareでタイの人たちのウェルカムパーティ。にぎやかだ。でもhanareに約40人は正直手狭。傍で見ていても場所を移す時期だな思うけど、不動産回りはなかなか難しいみたい。