スペース・フォー・レスト

七月十日、河原町通り沿いに立つビルの7階「まんが喫茶漫画館」というところへ行く。
情報があまり出ていないので書いておくと、最初の2時間が390円、そこから延長30分ごとに190円。ナイトパックは11時から6時までで1000円。コミック席とインターネット席とがあり、コミック席は仕切り、ほぼなし。90×180センチのテーブルを高さ30センチ程度の仕切りで二等分してできた45×180センチが二人分のスペース。椅子はすべてリクライニングシート。しかも限りなく180に近い角度でリクライニングするため、二脚向かい合わせにして寝ると快適。みんな申し合わせたようにそうしている。一方インターネット席に設置されたパソコンはくるおしいほどに古い。ムーアの法則、なにそれ、うまいの、と言わんばかりに古い。ドリンクはもちろんフリーだ。愛と誠(デラックス版)を半分ほど読む。トイレの窓から「連帯保証人」と書かれた看板が見える。

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本文とは関係ありませんが、龍谷大学の大宮学舎です
河原町通りを五条の方へ向かう途中に「無料休憩所」と看板のかかった、がらんどうのスペースがあった。やけに黄色い壁紙で、自販機と椅子とテーブルが置かれているのみ。黄色い壁紙、というのは日に焼けている、とかヤニで汚れている、というわけではなく、積極的に壁紙の色を黄色にした、ということだ。怖くなって逃げ帰ってきたが、次回は、まだあるなら、行こうと思う。もしかしたら壁の色は黄色ではなかったかもしれない。でもそう記憶している。