ローツマ『リサーチ・フォー・リサーチ』


建築史のなかではこれまで取り立てて着目されずに来た、にもかかわらず現在(あるいは当時?)ひとつの流行現象ともなっている「リサーチ」なる観点からいわゆる近代が対面していた諸問題を概観し、のみならず現代的な(「第二の近代性」の)リサーチやそれが照らす現在の諸問題とを比較するような研究によって社会に対する、あるいは既存の歴史に対するまた別の視座が提供できるのでは、と示唆するバート・ローツマの序文からはじまる一冊。ローツマ編『Research for Research』。それぞれの章に一組ずつあてられており、個別の著者が担当している。

目次


序文本文はこちらを参照のこと。


それを日本語にしてみたので、その文章が以下。