GOOD/再度インフォグラフィック

ナイスな生き方をしたい人々のための統合されたメディアプラットフォーム「GOOD」は企業でもあり、コミュニティともなっている。設立は2006年。「世界を邁進させ」ようとする人々のための有効な場所作り、というのがテーマだ。現状ウェブサイト、雑誌、ビデオ、イベントの四種のメディアを使用する。

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コンテンツ。カテゴリとしてコラム、ビデオ、インフォグラフィック、コミュニティ、イベントが並び、サブカテゴリとおぼしきところに、ビジネス、都市、文化、デザイン、教育、環境、食、健康、メディア、政治学、技術、輸送、が並んでいる。形式と内容か。個別のエントリを見てみると、ジャーナリスティックなものもあれば単にアイデアを語っているものもある。いろいろだ。でも「なんとなく思いついた着想」をそれとして投げられる場所があるということは結構貴重だと思う。

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データの可視化をデザインする、という紹介を以前した「インフォグラフィック」の項には「Transparency」として様々な人びとによる数十種類のインフォグラフィックがエントリとして挙げられていて超楽しい。トランスペレンシーは透明性とか呼ばれるが、見通しを容易に、というニュアンスで取るとわかりやすいかもしれない。GOODの面々と共同してインフォグラフィックス制作をしているところがあるようで、例えば「design language」という人たちや、「karlssonwilker」という人たちなどが挙っている。残念ながら彼らのページではその類のデータは見られず。

Transparency: Who Has Given the Most to Haiti
情報をそれとして魅力的にすること、の持つ魅力と、その情報の加工にかかる諸々のコスト(人的、あるいは時間的)とをどのようにトレードオフにするか、その仕組みを考えるべきだ、といま以下のエントリを読み返しながら思っている。
参考

ついでに引用

ハローハロー、ワールド。包丁の入れ方でいつも世界はフレッシュな断面を見せてくれるのだ。ときどき見たこともないくらいの黒い液がドロドロたれてくるときもあるが。