ランドスケープと部

こっそりもぐってる7限ランドスケープの授業は、持続可能な循環型システムとしての「農」の話。どうしても農業、農作物などある偏ったイメージで語られがちな「農」だが、この語が本来的に示していた、人・環境・モノの「経済的な」(語の強い意味での)あり方を現在において概観していくという内容。この授業は最近の個人的興味(ケンチク外からの「建築」とでもいうような)にかなり重なる部分が多く、毎回かなりの刺激を受けている。

内藤廣対談集―複眼思考の建築論

内藤廣対談集―複眼思考の建築論

リクエストしてた内藤さんの著作数点が図書館に。なかでもこの「対談集」では内藤さんと、建築に携わる「ケンチク外」にいる方々との対談が掲載されていて単純に面白い。あ、ココこの人がやってたんだ、的発見も多い。本書のテーマとなる「建築との/からの(?)横断性」と、対談というそもそもの横断性とが倍音になってテンションもあがる。オススメ。
で、部活。ついに部員数が30人を超える。金曜は4年生の卒業設計を手伝うシリーズになる予定なのだけど、4年生の方々のプランがまだ固まっておらず、かつどういうシステムですすめて行くのかのモデル提案も曖昧なところが多い。とりあえず誰を手伝いたいかの希望だけは取れたものの、各個人がコンセプトすら打ち出せていない現状では後々不都合なところが出てくると思う。1年生をはじめ、とりあえず模型製作だけ手伝えればいいや、という雰囲気が出てるのもちょっと気になる。