2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

で、上の三浦とこじつけるならば、CM分析での『ウコンの力』におけるトニセンの位置づけに関してある程度示唆的なことが言える。ということで当のCM分析はライフカードより『ウコンの力』の方が立ってしまった。やっぱりというか前々からどうにかしたいとい…

ザ・パワー・オブ・ウコン

今日の「なるとも」に三浦理恵子が出ていた。知っている人も多いと思うが「おけいはん」のCMでおなじみ『出町柳から』を歌っていたのは彼女である。ちなみにクレジットは中ノ島ゆきとなっているのですぐにそれとは分からない。出町柳から/朝靄の京橋で乗り…

錬金術

溶ける建築はとりあえず形になった。オチているかというとイマイチ自信がないし、自信がないオチというのは往々にしてスベっているので必死に推敲してオトそうと思う。固まりながらにして溶けるという逆ベクトルの運動で何が溶け、何が固まるのかという点に…

溶けるには時間がかかるということ

経済学部の知り合いがマルクスを読んでいないということを最近知ってそうなんだと思った。社会学の友人も『プロ倫』読んでないらしいし。そして自分はどうかと考えると僕もカント読んでないから人のこと言える立場にはいない。工学部のコにエントロピーを聞…

溶ける建築

めざましをかけないでいたら昼まで寝てしまった。なんだかんだで昨日も寝たのが2時。「朝まで生テレビ」でホリエ氏についての討論がやっていた。問題機制としての田原氏が目指したところは面白いなと思っていたがいろんな人がいろいろ言っていたので株の現…

テストの発表和え

今日はしっかりときつかった。やはり寝てないと辛い。しかも今日はテスト・テスト・発表・発表というコマ割だったのでその分どっと来た。フランス語のテストは割ととれた。まあ受かってても「やっとか」って感じで来期の金曜日は遅めに起きるだけだろうし、…

思想の言語縛り

今日は昼から登校で3、4限出席。各コマ今期最後の授業。3限のドイツ語講読は最後まで分離動詞にしてやられた。それにしても動詞が分離するとはなんと珍妙な言語だろうか、とは思わなかったがその結果としてセンテンスが箱みたいになってるのは興味深かっ…

動かざること場所の如し

今日は2限のゼミのみ。今日がこのコマの最終日。美術館と博物館の発表とあとは音楽にまつわる発表の二方。で、前に話した「死に場所」と「葬式の場所」と「祭られる場所」について。直接関係するわけでもなく全然かすってもいないかもしれないが、今ヴィド…

ホリエ・ト・イウトーキ

堀江さんの件はなんだか思っても見ない方向にむくむくと膨れ上がってどうにも追いつけない。ただなんというかホリエとしてその辺の一帯を現象としてとらえてみるとこれはある種の投機だったんじゃないかなと思う。いままでの投機はリスク自体にもなるがリス…

先生はまだアフリカにいるご様子

今日は三限のみ。四限は休講。先生がまだアフリカから帰ってない様子。昨日のエントリで触れたコジェーヴのレポはまあ大概形にはなった。テレビのチャンネル争いにおける闘争の拒否はそのまま「テレビの複数設置」という形へとつながっていく。これはコジェ…

レポートしないと

ひょんなことからレポートの提出期限が二週間をきったことを知って衝撃だった。で、コジェーヴを原書で講読してるクラスのレポートを今日やることに。コジェーヴの「動物化」に関しては東浩紀『動物化するポストモダン』で取り上げられている。ただ彼の狙い…

また魔笛

今日は一限と二限のみ。午後の授業は明日と明後日のセンター試験の準備で休み。午後からはシンケルの『魔笛』舞台装飾に関してのグループ発表の打ち合わせ。当時のプロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム三世の啓蒙専制君主化は背景として存在する立憲君主…

そういえば前なにかと根源を混同していたので

今日は先生がヨーロッパに出張されているので学校は全部休み。ベンヤミンの「根源」についてメモ程度に。歴史主義的な歴史の記述は進歩史観的で平坦な閉じたものである。そして現在とはそこにおいて過去と未来をつなぐ単なる過渡の点でしかない。ベンヤミン…

ホロコーストは語ることができるか

今日は二限のみで発表ゼミ。ランズマンの『ショアー』をめぐる映像の表象不可能性について。『ショアー』の映像において証言とキャプションの付与されるかつてのホロコースト関連場所は今ではその面影を残しておらず、結局証言とキャプションのみがその映像…

今日は前から言っていたように小嶋ヒューザー社長の証人喚問があった。なんというか完璧に建築の問題から政党を巡る問題へと比重が移ってしまったので今となってはあまり興味がない。しかしいまだ居住禁止になってしまった偽造マンションに住まざるを得ない…

おいしい葬式

今日は三限のみ。世界の移動と世界史。四限は教室が集中講義で使用中だったこともあって休講。研究室では先輩と葬儀屋について話していた。葬儀屋というと、僕が中学くらいのときに美術の先生が「今から儲かるのは葬儀屋ですよ」といってみんなをがっつり引…

ポエジー&イロニー

昨日は新年会があった。飲んで・飲んで・カラオケのコンボでオールはなかなかきつい。終盤は気絶しそうなくらい眠かった。で、ロマン主義に関する重要な概念としてポエジーとイロニーがあるが、両者は密接に関係している。ここでのポエジーは詩ではなく、イ…

啓蒙のロマン和え

今日は一限目からだったので頑張って早く起きたらめざましテレビをのっけから見ることができた。五時台のやけにワイワイしてる感じは「元気のミナモト」が源らしい。今日は一限から五限まで。四・五限目の授業でのグループ発表はなかなか方向性が定まらなか…

紙をどうするか

「アフォーダンス*1」という概念、というか認知の方法に関して今までその名称だけ何度か出したままになっていたので今回はそれについて。 アフォーダンスとは環境が動物に提供する「価値」のことである。 また アフォーダンスは事物の物理的な性質ではない。…

トリッキーにすぎる

今日は年明け初授業でゼミ発表。マンガ表現学とファッションについて。今日はその一コマのみ。ファッションの発表をいろいろ聞いていつも思うのだが、ファッション史における単線的な変化を想定することの有効性はあまりないのではないだろうか。モード自体…

卒論

今日は久々の登校。やけにガヤガヤするなと思ったらどうやら今日は卒論の提出締め切りの様子。明日はわが身、というか来年か。みなさんおつかれさまです。ちなみに今日はドイツロマン主義関連で二冊の本を借りる。返却を忘れないように。

オレンジ革命もあるし

靖国神社に関する本を読んだ。高橋哲哉の『靖国問題』というのがそれである。今回はそのことを踏まえてちょっと書いてみようと思う。ちなみにあらすじは備忘録的にメモしてあるのでかなりおおまかである。毎度のことだが。この書は五章からなっている。第一…

ちりぬるを

色は匂へど 散りぬるを 我が世誰そ 常ならむ 有為の奥山 今日こへて 浅き夢見じ 酔ひもせず『いろは歌』は『涅槃経第十四聖行品の偈』の意を和訳したものである。ちなみに涅槃経の原偈は「諸行無常。是生滅法。生滅滅已。寂滅為楽。」というものである。一般…

渡辺です

もうロマン主義はいいや。で、今日は渡辺篤について。「建もの探訪」が昔から好きでちょいちょい観ている。今日もちょっと早めに起きたので観てみた。今回は雑貨屋の中年夫婦の邸宅。コルブのサヴォア邸とミースのファンズワース邸を足して二で割ったような…

タモリと曜日

昨日が木曜だったので必然的に今日は金曜日ということになる。正月休みに限らず長い休みが続くと曜日の感覚がなくなる。だから今日は木曜、とか今日は金曜、とか気をつけてないと分からなくなる。そう考えると授業のコマ配置が曜日の喚起に結構役立ってるの…

シンケルとカウフマン

今日はどうやら木曜日らしい。今シンケルがらみでロマン主義を調べている。授業で扱っていたドイツ語のテクストの訳を読み返しつつエミール・カウフマンを参照してロマン主義の著書を軸として決めたい。カウフマンはヴィックホフやリーグルに始まるウィーン…

日記初め

ひさびさにタワレコに行きCDを物色してみた。Natural Fourを満を持して、とか敢えてThe Bar-Kaysを持ってくる、とかいろいろ考えていたのだがチョイスしたのはまさかのデスチャ。などなどのミニハプニングもありつつ正月三が日はおしまいで神戸に帰ってきた…