七月十二日、製図課題の講習を受けに大阪へ。新大阪駅近くのビル。遠くのビルの看板にメディアカフェポパイ、とあるのが見える。 毎週金曜深夜はネットカフェに行く。ゆう遊空間京都五条、ヒーリンフィーリン四条河原町、メディアカフェポパイ二件、サイバッ…

七月五日、 論文情報ナビゲータを開く。PDFで公開している記事を探す。「ネットカフェ」で検索するとネットカフェ難民の記事が主。「マンガ喫茶」では名大のK先生が建築雑誌に寄稿したルポが一件。「まんが喫茶」ではゼロ。「漫画喫茶」でもゼロ。世の中はさ…

- 先月、地元から友人が京都に来てくれたので貴船へ流しそうめんを食べに行った。川の上に床を置いたその名も川床での流しそうめん。やや寒い。夏に来てたら気持ちよかったよね、と来るべき季節に思いを馳せながら婉曲に賛美する。少し待って着座。並行する2…

六月三十日、 レジデンスへのゲスト到着を前に最終調整。五人。二十三時半到着予定のため諸々を早めに終わらせ、二十一時半より歓迎用のビールと自分たちの食事を買いにスーパーへ。二十二時より夕食。五人。冷しゃぶと冷麦。おいしい料理とダイニングとがあ…

27日、展覧会情報が京都新聞に載る。マークロスコの記事の下。以前、記者の方がわざわざ事務所までお話を聞きに来てくださっていたのだった。編集長の方も別日に来廊くださる。建築専門のスペースとは面白いね、とのこと。編集長の方は元建築学徒。 - 28日、…

とものうら 以前立ち寄った喫茶店で「夕日がすごい」と聞いていたので、夕日だけ見に来ました 架橋工事はまだ。どころか「埋立架橋反対」の旗がなくなっていた。Googleでニュースを検索してみると記事の数は一時に比べずいぶん減った。現在の鞆港は少なくと…

22日、あまり作業には立ち会えなかったのだが、レジデンスの床塗りが一段落する。濃い色。30日のゲスト到着までにもうひと仕上げ必要。その後hanareで再度サプライズ・ケーキをいただく。いろんな意味でサプライズ。うれしい。 - 別府。以前解体のお知らせを…

19日、誕生日。サプライズケーキをいただく。うれしい。 - レジデンス。庭を田中美穂植物店の田中美穂さんに見てもらう。みんなでいじれるようなワークショップを画策中。多分秋口。内側ではペンキ塗りがあらかた終わる。上々の塗りあがり。助太刀してくれた…

混浴温泉世界最終日ぎりぎりに別府へ。「西日本パス」という西日本の新幹線＆在来線2日間（3日のやつもある）乗り放題チケットをゲットしていたのだった。新大阪以西大分以東のしばりがあったので、快速で京都から新大阪、新大阪からのぞみで小倉、小倉から…

以前紹介したパトリック・ブランの仕事は東京表参道のGYREでも見える。 ブログまでブログ：パトリック・ブランのこと わさわさ エントランスを抜けるとすぐに見える。分かってはいるものの、「これ人工？」と思う。それくらい青々と茂っているからだ。と、同…

この前の続き。うちがわです（なぜか主に「まいづる知恵蔵」の）。 まいづる知恵蔵のエントランスを振り返り、仰ぎ見たところですね れんがのアーチにあわせて鉄骨の補強が。 トイレになっております コンクリの補強。れんがとコンクリは見え方の点では割と…

小屋組み観、というものがあるとすれば、マイ小屋組み観がが変わった瞬間がこの前あった。リトルワールドで。 ポリネシア サモアの家 という 外側から見るとなんてことのない円形の小屋だ。石段が積層する接客用の小屋。ちょっと小ぶりに見えるかもしれない…

まいづる、まいづる。いい響きだなまいづる。 これはもうキメの構図だな、戦隊モノっぽい 舞鶴赤れんがの特色は群である。先日紹介した旧カブトビール工場は異なった構造形式が共存してはいたものの棟はひとつだった。舞鶴赤れんが倉庫群、という名前が示す…

レジデンス初ゲストが決まりそうだ。長期、しかも少なくない人数が。そこで室の壁と床を塗ろうという話になる。それもサポートしてくれている人たちにも協力してもらって塗ろうという話に。 先週は他にも平等院＆宇治上神社の見学会、マンガンナイトクルーズ…

祇園、香鳥屋。これでカトリーヌと読むらしい。お洒落だ。 アーケード(？)のある商店街は彼岸と此岸とで二度楽しめるからいいですね アーケード(正確ではないかもしれないけど、そう言います)の下からは見えづらいが、レンガだ。長手積みだ。香鳥屋はここ祇…

5月3日の旧カブトビール工場一般公開。前回からの続き。今回は内部も。 貯蔵庫、の階段 進入禁止ゾーン。でもこの奥まってひっそりした暗さはどうにも魅力的だ。たとえばここに書架がならんでいて、あまつさえ本が読めたりでもしたら、もうたまらんだろうな…

昨日は朝から下鴨レジデンスプロジェクト（ hanarerad ）の作業。床の微調整をした。お昼には上賀茂神社近くの今井食堂へ。ここは煮さばがうまいことで有名だ。さて店に入ると両サイドはまるごとカウンターで、皆が壁に向かってご飯を食べている。これはちょ…

5月3日〜5日は旧カブトビール工場の一般公開。 歩道橋から 視点をちょっとずらして いちばんめにつきやすいアングル。なぜならここが入り口だから 開口部がなく、色が異なり、そこだけ何かが引き剥がされたような面がある。実際、棟が引き剥がされた痕だそう…

建仁寺近く こうある。 起きたときに開け 寝るときに閉めます あけたくないときは、閉じてます ややもすればいわれのない謗りを受けかねない文章だが、堂々としたボールドなゴシック体が説得力を持たせている。近づいてよく見るとなんと手書きだ。ちなみに「…

カランコロン京都 気になったので聞いてみたところ、ドラフトの田中竜介さんによるデザインですとのこと。続いて、ららぽーと甲子園に最近入った同じ伊と忠のお店「ぶぶ」のデザインも田中さんです、とあった。カランコロン京都の永野さんどうもありがとうご…

今日は思うところがあって、受取人払郵便について郵便局の営業さんに話を聞いた。電話一本で雨の中わざわざ来てくれた。ご苦労様だ。なお受取人払郵便というのは切手を貼らなくてもポストに投函すれば記載のある宛名に届く郵便のことで、当の宛名の人がその…

物心ついたころに見た一番大きな建物は、近所のコーンスターチ工場だった。何に使うのかよく分からない、とにかく巨大なタンクには黄色く縦長の化け物がニッコリ笑っている絵が描かれていた。気味の悪い巨大なタンクを含めた諸々の工場施設のなかに赤煉瓦の…

便器。ちいさいの。 どこにあるか気になる人は、Bivi二条の一階トイレに行ってみてください 多分子供用。はまらないようにだな。便座の位置はおよそ地上20センチといったところ。見慣れたやつの約半分。でもこうするんならそもそも和式でいいじゃないか、と…

ドバイでの目覚め オレ・ボウマン 何年もの間、君は死んでいたと思われていた。植物人間になり、生命維持システムに頼っていた君は。夢遊病者のように意味のない言葉をつぶやき、そこにはない何かをみつめている君。 いかなる刺激にも反応せず、医者も君をど…

うかつにも「ビフォーアフター」のビフォーの建物にちょっとした魅力を感じてしまったことはないだろうか。居住者の「苦悩」、匠の登場、鮮やかな問題解決、例の曲、そして「なんということでしょう」の文句とともに、居住者の感激とは裏腹に、その出来上が…

4月18日、hanareさん三周年記念パーティー「LIFE REVOLUTION」は3階フロア＋屋上の約50帖ばかしの会場に150人が入る大盛況。単純計算すると畳１枚に3人が乗っている状態になる。⒋帖半で考えると13人。とにかく過密じゃないところがないという特異な空間。人…

歩いていたら、消防署のシャッターがちょっときれいだった。 ロウをうすく広げた（そして固まった）ようなこのかんじは繊維強化プラスティックだと見た。 世の中のシャッターが全部これだったら、夜の商店街もちょっと変わるだろうな。

いよいよあと２、３日に迫ったhanareさん３周年パーティーのために会場構成をお手伝いしている。その一環としてインタビューをしたり、文章の編集をしている。そして今この瞬間には印刷をしている。ちなみにこれらの文章には一ミリの飛躍もない。会場構成の…

hanareさんと共同してレジデンシーをつくるプロジェクトが一段落。築何十年かの住宅、その長いこと使われていなかったらしい2階を、レジデンシーにするというシンプルなプランである。とりあえず4月18日にゲストとして来てくださる方がそのまま泊まれるよう…

なんでよりにもよってビニールシートは青いのだろうか。空が青いからか？背景と同化して目立たなくなるのが青だとでも言うのか？でもこの写真を見てほしい。桜色と草緑との補色関係に割ってはいる青を。これが同化か？ビニールシートをPantoneカラーにしたら…